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秘密の工具「メットリンチ スーパー」！ |
セットの内容と首振エクステンション
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今回は新しく買った工具セット「メットリンチ スーパー」についてです。
これまで私が使っていた工具といえば、ほとんどが親父の時代から３０年以上働いている形見（豆腐屋じゃなくダンプ屋）でした。特に不具合があるでもなかったんですが、（ダンプ用なんで６０㎜なんて大型ソケットなんかもあり）使い勝手のいいメガネやインチソケット、トルクスドライバなんかが欲しくなりました。もっとも、ビンボ性の私にはMACやSnap-Onなどの高級工具は似合わないので適当な物を探していたところ、東京ローカルテレビのテレビショッピングで妖しくやっていたのが「Metrinch Super」（クァンタム・グローバル・ジャパン㈱）です。
コンビネーションレンチ、各種ソケット（深・浅・プラグ・3/8・1/4）、ラチェットハンドル、エクステンション、ユニバーサル、ドライバーハンドル、ドライバ・六角・トルクス各ビット等と、計６１ピースがプラスチックのケースに収められています。
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さて、その特徴は？ |
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角のない形状でナットを面で捕らえます
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メットリンチの最大の特徴は、ソケットやレンチの内側に角が無く、凸部でナットの角では無く面を挟んでとらえるというものです。他のメーカーの高級工具にも微妙なカーブや切り欠きを作って面接触をするようになっているものがありますが、ここまで極端なものは無いようです。このため、ナットの角に負担を掛けず、しかもスパナでも４点で支えているため、角を舐めてしまう危険が少なくなりまり、かつ逆に多少舐めてしまったナットでも捉えて回すことが可能です。また、各サイズ共きっちりはまる形でなく一回り大きなサイズで挟む様な形状のためかっちりナットにはまらず、多少作業性に不安はありますが、インチサイズなど（SAE、BSW、BS、BS/F、BAなど）国外の規格ボルトにも対応が可能です。例えば12㎜は15/32、14㎜は9/16といった具合です。ということでインチサイズの多い自転車などの修理にも威力を発揮します。プラグソケットも２種類あり、落下防止ゴム内蔵でプラグレンチ専用品より力が架けやすく使いやすそうです。
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秘密兵器、ハンディドライバーラチェット
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メットリンチ最大の秘密兵器は「ハンドドライバーラチェット」です。有名メーカーのツールにも入った物がありますが、これは40㎜弱の円形1/4のラチェットで、エンジンルームの奥まった所など小回りの利かない部分や、素早い仮締め、それから馬鹿力で私がよくやるネジ切りやすい10㎜位の細いボルトの締込に丁度いいトルクがかかります。また、付属のドライバハンドルの頭に取りつけ、ラチェットドライバとしても使えます。
欠点と言えば、前述のとおりソケット形状がぴったりしないので、ラチェットを戻す時にぐらつくのと、精度はいいもののバリが残るなど、仕上げが若干粗い所があります。他にも首振りエクステンションなど小技が利いた付属品もあり、品質もクロムバナジウム鋼で、ディスカウントのワゴンセール物とは一線を画す品質であることは間違いありません。値段は17,800円（税込み、送料1,000円～）と安からず高からずですが、高級工具程の惜しさはありませんので、安物買いの銭失いにはならなさそうです。
後はソケットのばら売りしてくんないかなぁ．．．
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